外に出ると雨だと思っていた空はもっと暗く低かった。でも曇ってるだけで雨は上がっている。つまらないことだと思うけど、少し黙っていればそれもすぐ終わる。アスファルトの地面はすこし雨に濡れてへんなにおいを吹き上げながら知らん顔している。
近くのお団子屋さんの商品はそれなりにおいしいらしいが、その価格をかいた値札があまりにも古くきたない。古いということが雰囲気があるということではないし、独りで居るのが自由というわけでもないのだ。
ただ同情交じりに、まるでパグのような評価をうけているのには共感できる。かれはチワワのようなチェーン店はあまり好まない。
たかだか5分ばかり外に出ているだけで鼻先はじとっとしている。少し風邪気味だろうか、背中や脇に服がこすれるのがいたい。この服は少し小さすぎる、歩きにくいしだいたいこの暑さなのに服なんて要らない。裸ならどれだけ気持ちが良いことだろう。
たまには少しミルクが飲みたいくらいだ。つめたくてもいいし、あったかければもっといい。服にミルク?をかけて遊びたいくらい飲みたい。